企業研究はどこまで?就活生が企業研究で最低限やること
企業研究はやる必要がありますか?
もちろん!選考で有利になるし、就職後の早期退職も防げるよ
企業研究をどこまですればいいか?やる必要はあるか?悩んでいる方も多いと思います。
企業研究は、時間がかかるので効率よく行う必要があります。
このページでは、就職前に企業の情報を集める方法(企業研究のやり方・コツ)を紹介します。
- 企業研究とは?企業研究の目的は?
- 企業研究は最低限どこまでやるべき?
- 企業研究のやり方・コツ6ポイント
就活の企業研究のやり方を解説!最低限どこまでやる?
企業研究とは?企業研究の目的は?
企業研究とは、就職を考えている企業について調べて、企業の特徴を明確化することです。
同じ業界に所属している他社の特徴と比較することで、事業内容や給料や福利厚生の違いが見えてきます。
企業研究をすることで、自分が働きたいと考えている理想の会社とマッチしているかが分かります。
・志望動機の明確化
・入社後の早期退職を防ぐ
企業研究の目的@ 志望動機の明確化
企業研究を行うことで、エントリーシートや面接での志望動機を明確化することができます。
面接では『どうして、他社ではなくてうちなのか?』『どうしてこの業界に就職したいのか?』など必ず聞かれます。
企業研究を行っておけば、答えることができますが、サボると面接官を満足させる返答ができません。
企業研究をすることで、志望動機が書きやすくなるよ!
企業研究の目的A 入社後の早期退職を防ぐ
厚生労働省の調査によると、毎年新卒の3割が3年以内に退職しているそうです。
新入社員が早期退職してしまう大きな原因として、就職する前の企業の情報不足が考えられます。
就職先の情報が足りてないので、入社後にギャップ(ミスマッチ)を感じて退職してしまうケースが多いです。
企業研究を行って、自分に合った企業を見つけましょう。
「内定が欲しい!出来れば希望の職種に」という気持ちは良くわかります。というか、これが就活する学生さん殆どの意見だと思います。
— ゆきなが (@otokogi_yuki) December 20, 2013
しかし、そんな気持ちをもって入社した会社に4年以上所属していられるのは6.7割です。3年以内で退職してしまう新卒社会人が実に3割以上いるわけです。
企業研究は最低限どこまでやるべき?
就職先を決めるに当たって、自分がやりたい仕事内容も大切ですが、他にも確認しておかないといけない点がたくさんあります。
入社する前にイメージしていたものと入社後のギャップが大きいと、会社を辞めたくなってしまいます。
入社前に企業研究しておきたい内容をまとめたので、参考にして下さい。
・事業内容
・業界の現状や課題
・将来性
・企業の強み
・採用情報
・給料
・昇給制度
・ボーナス制度
・退職金制度
・通勤時間
・通勤手当
・転勤制度
・労働時間(残業)
・フレックスタイム制の有無
・休暇制度
・福利厚生
就職を検討している企業は、上記に挙げた項目を調べておきましょう。
就職後に新入社員がミスマッチを感じることが多い項目ばかりです。
就活生は、事業内容に注目しがちですが、プライベートを充実させるためにも転勤の有無や休暇制度などを確認しましょう。
次に、企業研究する方法を紹介するね!
企業研究のやり方・コツ【6つのポイント】
1. 就活本で企業を探す
2. 企業HP・就活サイトで調べる
3. 企業の説明会に参加する
4. インターンに参加する
5. OB訪問をする
6. 社員の口コミを調べる
企業研究のやり方1.就活本で企業を探す
業界地図は、業界の動向や構造をわかりやすく教えてくれます。
業界地図が1冊あれば、今まで知らなかった業界や企業を知ることができるので、プレエントリーする際の参考になります。
一般消費者を対象にした「BtoC」企業だけでなく、企業を相手にした「BtoB」企業も紹介されています。
就職したいと思える企業をまず見つけましょう。
企業研究のやり方2.企業HP・就活サイトで調べる
気になる企業が見つかったら『企業HP』『就活サイト(マイナビ・リクナビ)』で企業の概要を調べましょう。
最近はネットで簡単に調べることができます。
ネットで調べることができる公式の情報(事業内容・採用情報etc..)は、押さえておきましょう。
≫内定に近づく!!就活生が登録しておくべきサイト【13選】
企業研究のやり方3.企業の説明会に参加する
企業の情報をさらに得るには、まず説明会に参加しましょう。
企業が扱っている製品やサービスなどの基本的な情報を教えてもらえます。
また、説明会に参加すれば企業のパンフレットがもらえたりします。
パンフレットがあれば、ESを書くときの参考にもなるよ!
企業研究のやり方4.インターンに参加する
企業の内部情報を1番得られるのが、企業のインターンに参加して実際に働くことです。
説明会では、人事の方が学生を集めたいので、会社の良い面を強調して紹介します。
インターンに参加することで、説明会では学べなかった企業の内部から見た良い面、悪い面を知ることができます。
#渋谷卒論プロジェクト
— トランザム★ミドリ (@Evargreen1) April 12, 2017
就活は内定とれたらホッとしてやめちゃうけど、実はその企業が本当に大丈夫かインターンや先輩社員達の雰囲気とかでよく見るのがもっと大事・・
と、やっと就職した会社がブラックで9ヶ月で辞めてしまった今になって思います。
インターンに参加したら、職場の雰囲気が自分に合うかわかりそうですね!
企業研究のやり方5.OB訪問をする
インターンに参加できなくてもOB訪問することで、企業の内部の雰囲気を知ることができます。
OB訪問は、大学の先輩やサークルの先輩など選考に関わっていない方の方がリアルな内部事情を聞くことができます。
志望している企業に知り合いの先輩がいない方は、OB訪問のアプリを利用してみてはいかがでしょうか?
就活解禁か。就活マスターの俺が呟いておこう。OB訪問とか企業へ電話したときに雰囲気が暗かったり何かにおびえている雰囲気ならそこはおおかたブラック企業である。
— プリモブラウン Ver. 3.0.1. (@ghetto_funk_) March 1, 2016
OB訪問することで、面談で話すネタが増えたり、志望度の高さをアピールできますね!
▼OB訪問のおすすめサイト

ビズリーチ・キャンパス

ビズリーチキャンパスでOB訪問初めてしたけどすごく良かった
— my (@Cemetery_vessel) April 10, 2019
企業研究のやり方6.社員の口コミを調べる
OB訪問するのは、手間や時間がかかるので全ての企業で行うのは不可能です。
そんなときに役立つのが、社員の口コミサイトです。
実際に企業で働いていた方の企業の口コミを簡単に知ることができます。
職場の雰囲気、残業時間、年収など説明会では聞くことができない内部情報をゲットすることができます。
企業とのミスマッチを防ぐために、口コミサイトは絶対に使おうね!
▼人気No1の口コミサイト

社員の口コミなら、キャリコネがおすすめです。
転職サイトですが、学生向けのサービスが用意されています。
登録すれば、仕事の働きやすさ・平均年収・残業時間に関する口コミを調べることができます。
30万件以上の口コミを無料で見ることができるので、利用しないのは損です!
とりあえず就活生には転職会議とキャリコネに登録して募集要項や人事担当の嘘を暴くことをおすすめしたい
— イサム (@tikatetunokaze) March 4, 2015
さいごに 企業研究はどこまで?就活生が企業研究で最低限やること
いかがだったでしょうか?
説明会で得られる外向けの良い情報だけでなく、内部から見た企業の情報も知っておくことで、就職後のミスマッチを防ぐことができます。
インターンに参加したり、OB訪問をしたりして、企業に詳しくなれば、他の就活生よりも就活で有利になります。
志望度の高い企業の企業研究は、しっかり行いましょう!
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にわとり
就活ガチ勢だった元理系大学院生。就活当時のES・WEBテストの通過率100%。 現在は大手企業の技術職として働き、リクルーターとして新卒採用も経験。 就職活動は受け身にならず、早め早めの行動が『成功の鍵』です。







